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zoom RSS 「カラー版 ロシア語が面白いほど身につく本」中野久夫

<<   作成日時 : 2017/07/05 10:22   >>

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 これはロシア語のハマったと言えるかもしれない・・・。Duolingoは英露コースにし、ロシア語のテキストばかり読んでいます。このブームがどこまで続くかはわからないけれど、楽しいと思えるうちは続けようと思っています。

 読んだテキストの全部をブログで追うのは大変すぐりのでやめときますが(3年前のトルコ語のときは全部追ったんだよね。頑張った!)、面白かったもの、印象に残った本だけでも記録していこうと思います。

 まずはこれ。「カラー版 ロシア語が面白いほど身につく本」。

 このシリーズには毎度お世話になっています。アラビア語が最初。そのあとインドネシア語フィンランド語フランス語ドイツ語スペイン語

 「入門の入門シリーズ」と副題にもあるとおり、とっつきやすさナンバー1。大好きなシリーズです。特にアラビア語とフィンランド語はイチオシ。
 

 ロシア語編もすごく良かったので、今日はこの本とその変遷について、オタクモード全開で語ってみたいと思います。

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左が古く、右にいくほど新しい版。
図書館で四冊借りて比べてみた^^。




オールカラーの語学テキスト

 この本の最大の特長はオールカラーであること。語学書でカラーはまだまだ珍しい。


 カラー、いいですね^^。すごくきれい。

 3年ほど前、「こんな語学テキストが欲しい」という記事で、「語学書はカラーがいいのかなあ」というトルコ語の吉村先生の問いに答えて
 中経出版が最近「○○語が面白いほど身につく本」シリーズを二色刷からカラーに改版していて、そのチャレンジ精神には敬意を表するものの、個人的には、以前の二色刷が懐かしかったりします。
なんて書きましたが、前言撤回。カラー、やっぱりいいわー

 カラーなら何でもいいわけじゃなく、この本がいいのかもしれませんが。イラストがたくさんあって、色のセンスもいい。図書館で借りたのですが、欲しくなっちゃった。

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章の見出しを見ただけでフ・マスクヴェーな気分に。


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カラー挿絵がたくさん。イラストの枠にもタマネギ屋根が^^


 紙も良いです。以前別の言語のカラー版を読んだときは紙がちょっと固くて若干スベスベしてて、これはメモを書き込みには向かないなと思ったのですが、最近紙質が変わったのかなあ? 書き込みもしやすそう。小さめでぶ厚く、無線とじなのに、糊付けが固くなくて開きやすい。

 なんかカラーだと楽しくて、ついとっくりかえし、ひっくり返し、あちこち眺めてしまうー。うー、やっぱり買おうかな・・・。買っちゃおうかな〜。(・・・ってブログに書いているうちに、どんどん欲しくなってくるんだ、これが ブログに「欲しい」と書いてしまった本はたいてい買っちゃってる気がする。言霊か? 危ない、危ない)


進化のあと

 この本、オールカラーだから高いかと思ったら、決して高くありません。定価1500円、税込み1620円。

 約5年ごとに改訂しているようで、2006年に出たこの本の前身は二色刷だったのに、やはり定価は1500円。そのまた前身(2001年刊行)も同じ価格。更にそのまた前身の元祖「ロシア語が面白いほど身につく本」(1995年刊行)は1300円。これはCDがついておらず、白黒でした。

 つまり、CDがついて200円値上がりしたけど、カラー化された分は値上がりしていない。こーれはビックリ!


 内容の変化も含めて比べると:

 ロシア語が面白いほど身につく本(1995年刊行) 白黒 CDなし 1300円

 ↓ 三か所文法表が増えた

 CD付 ロシア語が面白いほど身につく本(2001年刊行) 二色刷 CDつき 1500円

 ↓ 時代に合うよう、はしがきが微妙に書き換わった

 新装版 ロシア語が面白いほど身につく本(2006年刊行) 二色刷 CDつき 1500円

 ↓ かなりあちこち手が加わり、変更点多数

 カラー版 ロシア語が面白いほど身につく本(2011年刊行) オールカラー CDつき 1500円


 カラー版は、カラーになっただけでなく、内容にも細かく手が入っています。日本語の文法説明もより分かりやすくなり、会話編のロシア語訳もちょこちょこ変わっている。より長い単語に書きかわっている場合が多い。たとえば русского(ロシアの)がроссийского、радио(ラジオ)がрадиоприёмникに変わっている。より正確であることを優先させたのかもしれないけど、簡便なのも良かったなー。

 例文自体が変わっているところも。「キエフはロシアでもっとも古い都市の一つです」の「キエフ」が「モスクワ」に変わっている(笑)。キエフはウクライナですってば。当然といえば当然ですが、CDもちゃんと新しい文に変わっていました。

 一つ残念なのは、キリル文字による50音表に8箇所も間違えがあったこと。これはカラー版になって発生した間違い。幸い現在本屋の店頭に並んでいる版はちゃんと直っているようです。カラー版を中古で購入するときは気をつけよう。

 あと動物ばかりを集めたイラストに、なぜだか龍がいるのに馬がいない。おそらく十二支を揃えようとしたのでしょう、ところが画龍点睛を欠き、馬を書き忘れてしまったのではないかと。いや、馬は大事でしょう。龍よりも。イラストのど真ん中に余白が丸々空いているので(ここに馬を描く予定だった?)、ここに自分で馬を書き足そうかと。


 CDの読み上げは日本語→ロシア語の順。ロシア語はゆっくりと自然な速さと二度読んでくれます。

 個人的に好きなのは最後に三つある短い物語の朗読。これは日本語ナシ。ロシア語きれいー。


 あと、名詞の格変化の表は、わたしはこの本が一番読みやすかった。文字が大きくて。この表だけでなく、この本は全体的に文字が大きくくっきりしていて、抜群に読みやすいです。

 ただ、文法主体の本ではないので、しっかり文法を学びたい人向きではないかな。文法説明もけっこうありますが、一から文法を積み上げていく感じではない。


 また、読みやすいことと、覚えやすいことは別問題。この本はとっても読みやすいけれど、全てのフレーズが覚えやすいわけではない。これを全部覚えようなんて意気込んだら、フラストレーション溜まると思う。言えるようになったフレーズがあればラッキー、くらいの気分でゆるーく、気長に読むのがいいと思う。

 ・・・って、やっぱり買っちゃおうかなー? 高くはない。高くはないんだが、だがしかし。また本が増えるのも・・・。


著者について


 ところで「中野久夫」というこの本の著者名に見覚えがあると思ったら、このシリーズのフランス語、ドイツ語でもお世話になった先生でした。

 このシリーズだけでなく、アスカカルチャーの「はじめての○○語」シリーズでもドイツ語、フランス語、それにポルトガル語編を書かれている。

 さらに他の出版社で、スペイン語や中国語の本を出されている。

 ひえー!! すごいマルチリンガルぶり!!

 今までも知らぬ間にあちこちでお世話になっていたんだなあ。

 これからもお世話になります。









カラー版10冊を並べてみた^^
ベトナム語、タイ語、ミャンマー語のカラー化はまだ。






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「はじめてのロシア語」ナツメ社
 「はじめてのロシア語」を読みました(会話スキットのみ)。※ 読んだのは10日くらい前。記事が全然追いついていない{%冷や汗docomo%} ...続きを見る
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2017/07/10 22:41

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