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zoom RSS シンハラ語の一歩目

<<   作成日時 : 2018/06/24 08:08   >>

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八月下旬にスリランカに行くことにしました。食事・観光付きのおまかせツアーです。

 つまり現地の言葉など覚える必要は全くない。

 でもシンハラ語を始めました。スリランカの住民の約70%が母語とする言語です。

 なぜか。たぶん「ツアーだから」だと思う。他に何も準備することがなくてヒマだから。現地の言葉でもやらないことには旅行気分が盛り上がらない。これが個人旅行だったら、段取りとかいろいろ準備が多すぎて、言語どころではないんですけどね。



 そういうわけでシンハラ語。まずは家にあるものから始めました。

旅の指さし会話帳スリランカ
これです。
毎度お馴染みの旅の指さし会話帳。



↓これね。
旅の指さし会話帳(56)スリランカ
情報センター出版局
2017-11-14
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 だがしかし。

旅の指さし会話ページイメージ
よ・・・読めない・・・( ̄◇ ̄;)


 シンハラ語がシンハラ文字という独自の文字で表記されるのは知っていました。しかし手書きとは・・・。無理っ!!( ;∀;)  




 幸い巻末の文法説明は活字でした(^。^)


旅の指さし会話帳文法説明
きゃわいい〜〜!


 
 くるくるしててめっちゃかわいい!!

 この文字読めたらすごいでしょう〜!!


 しかもなになに? 食べるがカナワ、飲むがボナワ、来るがエナワで、行くがヤナワ?


කනවා. kanavā. 食べる
බොනවා. bonavā. 飲む
එනවා. enavā. 来る
යනවා. yanavā. 行く


 規則的じゃん! もしかして最後のナワー(නවා)っていうのが「食べます」「飲みます」の「ます」にあたるのかな?

 しかも人称変化がないんですって。・・・え、印欧語族なのに?!






 そこで本棚から虎の巻を三冊引っ張り出してきました。



世界のことば
三冊とも書名は「世界のことば」(笑)。




 なんと三冊のどれも、シンハラ語が印欧語族であるとは断言していません。

シンハラ語の起源については四説あり、いまだ結論は出ていない
(朝日ジャーナル編「世界のことば」 1991 朝日新聞社 p.39)

系統は南インド諸言語との関連からドラヴィダ語族説や、スリランカ固有の言葉とみる説もありますが、印欧語族説が有力視されています。但しこの説にもインド東部起源と西部起源という相反する論争があり、未だ解明されていません
(柴田武編「世界のことば小事典」 1993 大修館書店 p.218)

ドラヴィダ系とする説もありますが、一般にはインド北部で話されるインド・ヨーロッパ語族の諸言語と同系統で、タミル語との類似は長年に亘る言語接触の結果生じたものとみなす説が有力です
(林徹他編「辞典 世界のことば141」 2009 大修館書店 p.123)


 出版年が下るにつれ、だんだんインド・ヨーロッパ語族説に傾きつつあるようですが、でもひょっとするとそうではないかもしれない。ドラヴィダ系かもしれない。孤立語という説もある!

 こーれは面白そう^^。



 しかし旅の指さし会話帳がいまいち使えない今回、どこからとりかかろう?

 ・・・とりあえず絵本でも読んでみるか。




スリランカの絵本
ということで、絵本を図書館で借りてみた。



 ウィキペディアのシンハラ文字を参考に、まずは著者の名前を読んでみました。二冊ともたまたま同じ著者だったんです。




 だがしかし。絵本だろうがなんだろうが、知らない文字は知らない。

シンハラ語でシビル・ウェッタシンハ
しかもフォントによって文字の形が微妙に、っていうか相当違わないですかーー?
同じ名前が書いてあるはずなのに!



 この「シビル・ウェッタシンハ」という著者名を解読するのに一体何十分かかったことか・・・。

 こんなことしてたら、一番簡単な絵本一冊も読み終えないうちにスリランカ旅行の期日が来てしまう。

 しかも文字だけ読めても、発音を知らなかったら、現地の人に挨拶もできなくない?





 というわけでいきなり方向転換。

 文字は後回しにして、とにかく基本フレーズだけでいいから、音を聞いてみることにしました。


 最初に思いついたのはforvoです。発音ならforvoでしょう、と普通思うよね。

 ところが。

 なんとforvoにはシンハラ語がなかった・・・!



 ぐわーん、すごいショック・・・。「こんにちは」にあたる「アーユボーワン」だけでも聞かせてくれよー・・・。




 そこで第二プラン。Google翻訳。

 だがしかし。アーユボーワンってどう書けばいいの? 「こんにちは」と書けば「アーユボーワン」に翻訳してくれるかと思いきや、英語式に「ヘロー」とか言いやがるし(汗)。



 そこで第三プラン。スマホアプリ。

 三度目の正直。これはうまく行きました。愛用のNemoにシンハラ語があった。

 他の言語で操作には慣れているので、早速ダウンロードして使い始めました。


Nemoシンハラ語の画面
軽くタップするだけで次々発音してくれる。


 nemoのどこが良いって、操作性と音声です。余計な機能がなくシンプルな分、サクサクと軽く、非常に快適なのです。音声も抑揚があり、聞き取りやすい。

 無料のお試しバージョンで使えるのは101単語/フレーズだけだけれど、それだけあれば充分でしょう。というか、それ以上あったら覚えられない。却って「ここまで」という区切りがあるほうがありがたい。もし二ヵ月後のスリランカ旅行までにこの101個を覚えられたらもうわたしとしては万々歳。



 nemoを導入したことで、図らずも目標も立ちました。


期限: スリランカ旅行までに

目標: nemoの101単語/フレーズを言えるようにする




 でもやっぱり文字も読めたらいいなってことで、設定はシンハラ文字つきにし、発音しながら文字も軽く見ることにしました。

 よく使われている文字を早速何文字か覚えましたよ^^

 全部覚えようとするとイヤになるから、とりあえずよく見る文字だけ覚えられればいいや。




 でもやっぱり文字も打てたほうがいいなーと思い、iPhoneの設定でシンハラ文字キーボードを探しました。

 ところが、ないんですね。シンハラ語という選択肢が。

 なんとなくiPhoneってありとあらゆるキーボードがあるような気がしていたのですが、全然そんなことないですね。ほんの一握りのメジャー言語だけ。ヒンディー語やタミル語用のキーボードはあるけど、シンハラ文字はない。同様に、タイ文字キーボードはあるけど、クメール文字やラーオ文字キーボードはない。




 しかしここで諦めるわたしではない。外部キーボードを導入することにしました。幸いアップルストアでHelakuruという無料アプリを見つけ、これをダウンロード。


 だがしかし。

 起動してみたら・・・。





Helakuruの初期画面
説明が全然読めない・・・Σ( ̄□ ̄;)




 そっかー・・・。シンハラ文字キーボードなんて普通、シンハラ語が読める人が使うもんだよねえ・・・、そりゃシンハラ語で書いてあるわけだーーー。納得。


 まあいいや、と闇雲にクリックしまくったら、なんか無事入ったっぽい^^;。(注:そーゆう姿勢は危険なので、良い子は真似しないよーに!)

シンハラ語キーボード



 英語キーボードで発音を打ち込む感じなので(日本語のローマ字キーボードの要領)、配列を覚えなくてすむ。ただ、長母音や複合子音(?)などの入力方法が分からず、意図した文字が出てこないことも。上の画像も、google翻訳はなんとか理解してくれたけど、微妙にスペルが違います。



 ところで、スリランカって、本当は「シュリランカ」なんですね。最初は「s」じゃなくて「sh」の発音。

 で逆にシンハラ語は、本当は「スィンハラ」なんですね。最初は「sh」じゃなくて「s」の発音。

 日本語だとなぜか逆転してしまっている。面白いなーと思いました。


スリランカ スィンハラ
画像はNemoのスクショ。




 他にも気づいたことはまだある。主語の「私」はたいてい「මම(ママ)」なんだけど、ときどき「මට(マタ)」になることがある。


google翻訳してみた

 

 なぜseeとhearとunderstandのときだけ、Iがමම(ママ)ではなくමට(マタ)になるのか、英語話者には分かるまい。

 わたしも最初は分からなかった。「なんで、なんでー?」って思った。最初は翻訳が間違っているんじゃないかとも思った。

 でも様々な文をgoogle翻訳に打ち込んで調べていくうちにパターンが見えてきた。日本語でもこの場合のIは「わたしは」ではなく、「わたしには」と訳すなあ、と。「わたしには見える」「わたしには聞こえる」「わたしには分かる」。

 つまりこの3つの場合、日本語で「わたし」は主格ではない。たぶんシンハラ語でもそうなんじゃないかと思う。



 こういうのって、小気味良くないですかー? いつも英語にしてやられている我々が、英語話者を出し抜けるなんてね^^。やはりそこはアジア。言語の根底にある発想が似ているのかもしれませんね。



 他にもいろいろ分からないことはいっぱいあるけど、まあ追い追い自然に分かってくることもあるだろうし、当面文法はやらず、「ああかな」「こうかな」と想像して楽しもうと思います。


 そして極力余計なことに手を出さないようにしよう。他にもいっぱいやりたいことあるし。


 まだちょっと書いておきたいことが今の時点でもあります。文字の書き順とか。でも次回に回します。




↓これは当分おあずけ。
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