益子旅行 その4  益子の朝

朝の益古時計


朝です。益子の朝です。昨夜一晩中降っていた雨が朝方上がり、パリッとした瑞々しい空気を作り出しています。願ってもない、最高の朝です。

日帰りもできる益子に今回なぜ泊りがけで来たかというと、それは益子の朝と夜を知りたかったからです。二泊にしたのは、丸々24時間、益子で過ごす日を作りたかったから。今日がその待望の、丸一日益子で過ごせる日です。

朝の露天風呂「朝食の前に、露天風呂でしょう!」 チャアと見事に意見の一致を見て、まずは露天風呂に直行。

ああやっぱり。同じ露天風呂でも、夜入るのと朝入るのとでは気分がまるで違うんですね。空はカラッと青く高く、う~んと伸びをすると、どこまでも伸びていかれそう! 素っ裸で日の光を浴びることほどの非日常なんて、ほかにある? 露天風呂から見上げた空は今この瞬間、チャアとわたしだけのもの。二人占めです!朝の露天風呂


朝食朝食は、テラス席でとることにしました。だってこんなにいいお天気。空の下で食べなかったらもったいない。集合住宅に暮らす我らにとって、青空の下の食事、これもなかなかできない非日常です。

益古時計では、朝食は和食と洋食から選べます。メインの卵料理に、和食はご飯と味噌汁と漬物とほうじ茶がついてくる。洋食はパンとスープ、それにオレンジジュース。

素敵な器、おいしい料理。幸せに浸るその一方で、料理の調理方法を想像し、皿の大きさを手で測り、写真を撮る。この幸せを今だけ満喫するんじゃまだ足りない。家にも持ち帰って再現したいと思うわたしは、つくづく貧乏性ですねえ‥。ただこのお日さまの光だけは持ち帰れないのが、返す返すも残念です‥。


自転車さあて、朝食を食べたらいよいよ陶芸体験に出発です。予約しておいた11時の開始にはまだ2時間もあるけれど、それまではウィンドーショッピングでもしながら何を作るか策を練ることにでもしましょう。

昨日のうちに自転車が借りられたのはつくづく良かった。朝から早速行動に移れるって気分いい♪ 

益古時計を出ると、自転車で道を右へ。
「ママ、どうしてそっち(右)に行くの? 昨日はこっち(左)から来たんだよ」とチャア。
「いいの、いいの。ママ、ちょっと気になってることがあるんだ。だから右に行って確かめるの」

自転車を押しながら山道を登ってほんの2軒先まで行くと‥(2軒って言っても、この辺の2軒は敷地が広くて、都会の2軒とは違うんですけどね)。

ウソーーーーーッ!!」と叫ぶチャア。「くすん、なんで? ここ、昨日道聞いた家じゃん」
「やっぱりねえ‥。あとから地図みてそうじゃないかと思ったのよねえ」と母。「あの人、なんで2軒先の家を知らなかったんだろうねえ‥」
「なんかさ、昨日の人、益子の人じゃなかったんじゃない? 走り去る車から降りてきたところからみても、よく考えればこの家の人じゃなかったっぽくない? この家でなんか教室とかやっててさ、そこの生徒だったんじゃ‥。きっとお母さんが送ってきたんだよ」
「そうかもしれないねえ‥。暗くてよく顔見えなかったけど、声からしてひょっとして中学生くらいかも?とチラリとは思ったのよね」

‥ああ、知らないのなら「知らない」と言って欲しかった‥。でも中学生の男の子にそれを求めるのは無理な話か‥。ああ~、もうちょっと状況見て判断を下そうよ~>自分。

「あー、やっぱ、ママってダメかも‥」
「でも結局、無事に宿に着けたんだから、ドンマイ、ってことで」
「そだね。無駄に体力消耗したけどね」
「だから~、そゆこと考えちゃいけないの! ドンマイだってば!」
「‥そだね」


田園風景よこやまさんの陶芸教室は、城内坂から共販センターを横切って大通りを渡った先にあります。
大通りを渡ったところで地図を開き、確認してみる。
「この前の道をちょっと行って左に入り、そのまま道なりに行けばいいのよね」

ところが。いつしか周りはうっそうとした雑木林と、稲刈りを待つばかりの田んぼに‥。どう見ても、陶芸教室が立地するにはのどかすぎる景色です。だいぶ行った所でさすがに不安になり、少し戻って人に尋ねることにしました。

有難いことに、農家の庭先で型ロクロをまわしている人発見!こういうところが、益子ですねえ。メインストリートを一本それるとそれだけでホント、お店も何にもなくて、一見、普通の農村なんだけど、よく見ると、庭先でロクロをまわして作業している人がいたり、ひっそりと登り窯があったりする。そういうところがバリのウブドと同じ。ウブドも、日本と変わらないごく普通の農村風景と思いきや、突然ヒンズー寺院があったり、画家が庭先で絵を描いていたり。素朴な自然と、洗練された文化の摩訶不思議かつ見事な融合が、たまらなく魅力的なのです。

それはそうと、道を尋ねた結果、無事、正しい道が分かりました。「道なりに」来たつもりが、別の道に入ってしまっていたようです。‥っていうか、この辺の道って、舗装されていなかったりもして、どこまでが「道」なのか、よく分からないのですが。

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