アマゾンのカスタマーレビュー利用法



 わたしはAmazonのカスタマーレビューを読むのが好きです。自分が好きそうな本の情報をキャッチすると、まずはAmazonで検索をかけ、カスタマーレビューをチェックします。それで興味を惹かれたら、図書館で借りて読みます。そして、「これは今後も繰り返し読みたい」と思ったら、Amazonで安い中古本を探して買います。ネット本屋は他にもたくさんありますが、レビューと中古市場が充実しているのがアマゾンの魅力です。

 カスタマーレビューは、読ませる文章、上手な文章が多いです。本をたくさん読んでいるうちに、自分も日本語が上手になってしまった人たちが書いているからでしょう。それに、正直です。一般の人々が匿名で、何の差しさわりもなく、何の損得勘定もなく書いているからでしょう。名のある批評家の書いたものよりずっと率直で、正直です。

 たまに著者のシンパ(それとも著者自身?)が購買促進のために書いていることもありますが、そういうのは一目でサクラと分かります。だって「素晴らしい!」とか「こんな本を待っていた!」とか、歯の浮くような褒め言葉ばかりで、どこがどんなふうに良かったか、具体的な説明が何もないからです。

 他人のレビューを読んで面白そうと感じて読んだ本はたいてい、本当に面白いです。ただ、★の数はあんまりアテにならないかなー。私の場合、必ずしも評価が良いから興味を惹かれるのではないようです。「この本は面白そうだ」と感じるのは、★の数ではなく、レビューの内容です。

 わたしが思うに、★のつけかたは評価対象よりもむしろ評価者の性格に依存しているように思います。内容と★の数がまるっきり合っていないレビューもあります。★の数が2つくらいでも、内容をみるとむしろ褒めている場合もあるし、「ここがこうだったらもっとよかった」的な注文を山ほど挙げつつも点数は甘く、5つ★をつけているカスタマーもいます。

 また、どんなに酷評されていても、私自身にとってはなんだか面白そうだと思える場合もあるし、その逆もあります。レビューに「つまらない」とはっきり書いてあっても、評価者と自分の性格の違いを考え合わせると、むしろその「つまらなさ加減」が自分とっては面白いかも!と思えたりすることもあるのです。そして、そういうカンはたいてい当たるのです。そうですねえ・・・7割5分くらいかな。「たいてい」っていうのは言いすぎ? でもまあ、4回に3回は当たるのです! まあまあじゃないでしょうか。

 実はかく言うわたしも、アマゾンのカスタマーレビューを書いてみたことがあります。でも、難しいんですね。思いついたままに書くとやたら長文になってしまうし、要約するとバランスが悪くなる。ベタ褒め、もしくは完全な酷評なら比較的簡単かもしれませんが、たいていどんな本にも利点と欠点の両方があるもので、それを短い中に収めようとすると、どうも自分の感じているようなバランスでうまく纏まらない。自分ではおおむね褒めているつもりでも、あとから読み直してみると、最後に一言付け加えた「ここがこうだったらもっと良いのに」という注文がやけに重かったりして、なかなか思うように行きません。

 そんなわけで、もうイヤになってしまい、最近はカスタマーレビューはとんと書かなくなりました。まあ、どうせ感想を書くなら、自分のブログのほうが、好きな長さで気兼ねなく、好き勝手に書けてラク、というのもあります。

 で、自分にそういう挫折経験(?)があるだけに余計、他人様のカスタマーレビューが輝いて見えるのです。


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