これも多読 あれも多読

ドイツの朝ごはん


 ドイツ語で「分かったことその4」は、自分なりの本の読み方です。


 まずベースは「多読」。つまり「たくさん読むこと」です。ある程度の量を読む。これに関しては絶対譲れないことが分かりました。なぜって、少量じゃあハマれない、浸れないから。日本の自宅にいながらにして「なんちゃってドイツ」な気分になりたいわたしとしては、ある程度の量に触れることが絶対でした。

 とはいえ、じゃあ何語読んだかというと、まあたいしたことないと思う。ドイツ語の語数表なんてないし、自分で数える気もありませんが、ごくごくごくごくザックリいって、10~20万語くらい?(読んだ本一覧

 なので「たくさん」というのはあくまで「当社比」です。「わたしにしては」「ドイツ語にしては」「気分的には」という意味^^。

 わたしはもともと読むのが遅いし、しかも慣れないドイツ語。ちょっと読むにも、すごい時間がかかる。だから実際たくさん読んだ、というよりは、ドイツ語の本を前に、ドイツ~な気分に浸っている時間が長かったってかんじです。

 でもそれでいいの。読んだ量が問題じゃない。浸った時間が長ければ^^。



 また逆に、「たくさん読む」ということ以外、読み方にはあんまりこだわりませんでした。「こう読まねばならぬ」というタガを自分にはめないで、自分が読みたいように読む。いろいろ試し、「自分なりの多読」を見つけました。



好きなだけ時間をかけて読む

 5年ぶりのドイツ語、スラスラと読めるはずもなく、やたらと時間がかかりました。特に紀行モノ。「シュツットガルト? それどこ? え、アウグスブルクで乗り換え? それって・・・」と、いちいち地図で確かめるので、ものすごーく時間がかかる。でもそういうのが楽しいんだもん。ドイツを列車で旅しているみたいで。ドイツ語をやりたい、と言いつつ、本当にやりたいのは、実はそういうことなんだもん。だから時間を気にせず、好きなだけゆっくり読みました。



読むものは何だっていい

 グレーデッドリーダーズや一般児童書も読みましたが、今回一番たくさん読んだのは、語学入門テキストの例文や、会話スキットです。語学テキストって一番手に入れやすいドイツ語だから。なので目についたもの、読みやすいものから順に、片っ端から読みました。お話になっているものだけでなく、文法書の例文なども。ドイツ語ならなんでもよかった。でも入門者用に書かれたものなので読みやすく、ことわざや格言なども多くて面白かったです。



カンニングもアリ

 語学テキストにはたいてい和訳がついています。なのでドイツ語を読んで意味がとれないと、すーぐ和訳を見てラクしちゃってました。だって意味が分からないと、気になるんですもん。さりとて辞書なんか引き始めたら、本に帰ってこれなくなっちゃうし(実際、辞書にハマってしまい、遭難しかけたことも;;)。すぐ和訳を見ちゃうとかって、教育効果はどうなのか分かりませんが、少なくとも精神衛生上は良かったです^^。



同じものを繰り返し読む

 語学テキストの内容というのは、割と似たり寄ったり。しかも一冊の本を何度も繰り返し読んだり聞いたりしていましたから、必然的にバラエティには乏しかったと思います。でも同じものを何度も読む「再読」というのは、すごくわたしに合っているなあと実感しました。

 なんたって、わたしは好きなものは徹底的に好きだから~^^。それに、新しいものを読むより、前に読んだものをもう一度読み返すほうがラクだから~^^。

 前に二度読みという記事を書きましたが、好きなものは二度といわず、何度読んでもいい!!

 ガマくんなんて、本のページをコピーしたものをパウチしてお風呂にまで持ってって読んでました。100均で売ってたラミネーターの要らない接着式のパウチ。本物のパウチに比べると、ちょっと密閉度が低いし、手間がバカにならないので、作るのは二回でやめましたけど。でもお風呂で読むドイツ語のガマくん、最高でしたよ^^。

 語学テキストにも7冊くらい気に入ったものがあって、そうねえ・・・5~10回くらいかな、読んだり聞いたりしました。特に、「ピポの大冒険!」(絶版かも;;) NHKのテレビ番組が元になったものですが、これ、好きなの~!大好きなの~~!

 ピポっていうのは火星の王子様なんです。日本に行くつもりが間違ってドイツに降りちゃって、ティナっていう女の子と仲良しになる。これねえ、CDがもう、かわいいの! ピポとティナのセリフは子どもの声なんです。

 これでわたし、自分が子どもの声フェチなんだって、初めて気付いた^^。同じドイツ語でも、子どもの声だと聞く楽しさがまるで違う! そうか、だからソノコ(過去記事参照)が好きなんだ、フランス語の「金色の眼の猫」が好きなんだ、と気づきました。

 ソノコやピポは、ランニングの友^^。iPodに入れて走りに行くときよく聞いていました。

 やっぱりさあ、どうせ読むなら、聞くなら、好きなもののほうが楽しいよね! マイナー言語はそうそう教材の好き嫌いを言ってもいられませんが、ドイツ語は選び放題! 楽しかったです^^。



加工も辞さない

 「外国語が好き」とか「本を読みたい」とか言う割には、ほんのちょっとのことで、すぐ挫折するわたし。やれ難しい、やれ本が固くて開きづらい、やれ文字が細かい・・・。そうした些細な理由で、すぐ読む気が失せます。

 なので、自分にとって極上の環境を揃えてやらなくちゃならない。極力好きなものを選び、加工も辞さない。重たい本は必要な部分だけコピーをとって軽くし、文字が小さければ拡大コピーをとり、お風呂で読みたきゃコピーをとって防水し・・・。

 なのでコピー大活躍。これについてはまたいずれ改めて書きますが、多読といいつつ、読んでる時間より、コピーとったり製本したりパウチしている時間のほうが実は長かったかも・・・?

 でもそうしないと、わたしの多読は成り立たない。ガマンや辛抱が足りない分を工夫で補って、やっと成り立った多読でしたとさ^^;。




南ドイツの「パイティング」という村で泊まった民宿「シュライヒ家」。牛が90頭いる農家でした。
冒頭の写真は、そこで出してもらった朝食です。



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