ペルシア語3つの試練

 ああああ、阪大独習コンテンツペルシア語ゲームに激ハマり。もう寝不足でフラフラよお~~。

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 先日も書きましたが、このペルシャ語ゲーム、「林檎物語」というお話になっています。数百年に一度だけ金の実をつけるリンゴの木と、3人の王子様・お姫様のお話。エキゾチックな影絵と音楽がついていて、日本語で読めます。こういうの、好み~!!

 ところが一章の途中で突然、王様のペルシャ語文法講座が始まり、さらに練習問題があり、さらにゲームがあって、ここをクリアしないと、続きが読めない^^; 

 2章以降を読みたい一心で、ペルシア語を学びましたとも。

 文法問題を8割以上正解しないとならないゲームもクリアしました。これも先日書いたとおり、 最新IEでは正常に動かないという、素晴らしい仕様の(?)ゲームでしたが、そんな試練にくじけるわたしではない。firefoxなら動くことに気づき、ゲームをクリアしました。ちなみに、safariではかろうじて動きますが、表示がヘンです。

 
 ゲームをクリアし、やっと2章が読めましたが、しばらくするとまた王様が出てきてペルシャ語の文法を説明し始め、練習問題・ゲームの順にまたしても勉強させられてしまいました。

 2章のゲームは、知らない単語がズラ~~~! でもそんな困難に負けるわたしではない。出てくる単語を片っ端から紙に書きとめ、アンチョコにして見ながら、何時間もかけてようやく3章にたどり着きました。



 3章も同じ。3章は3部に分かれていて、それぞれ文法説明と、練習問題、ゲームのセット。これをクリアしないと、次に進めない。物語のいいところで決まって王様が出てきて、文法説明を始める(トホホ・・・)。

 しかも3章の途中で、 ゲームをクリアしたら、いきなりリンク切れという障害に出くわしました。

 しかし、そんな障害にめげるわたしではない。正しいURLを推測で突き止め、話の続きを読みました。正しいURLは、「cahp3-2」部分を「chap3-2」に直したものです。

 3章のパート3のゲームは難しかったです。問題の難易度も上がっている上に持ってきて、ゲームのほうもお邪魔ブロックが増え、問題に専念していると、ゲームのほうが先にタイムオーバーになってしまう。問題を解きつつ、ちょくちょくゲーム画面をチェックして、ブロックを消していくのが大変でした。



 しかしそんな試練をも乗り越え、4章へ。ここまでたどり着いたわたしに、王様はいたく感動し、ペルシャ語をマスターした暁には、大臣にしてやると言ってくれました^^。


 ところが・・・。ここで最大の困難に遭遇。三つ目の試練が待ち受けていたのであった。


 練習問題の ペルシャ語の例文の文字の順番が無茶苦茶!!


 たとえばこんな感じ:

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من (わたし)とか آنها (彼ら)とかはいいとして、個別に散っている دى は一体何なんですかー?!!

 しかもこの問題、限定詞の位置を答える問題なんですが(汗)。語順がメチャクチャ、スペルがバラバラでは、限定詞の位置なんて分かるはずが・・・。

 ゲームも同じ状態。8割正解しないとクリアできないのに~~~!!(泣)

 なんとかパターンが掴めないかと、紙に書いてやってみましたが、無理っっっ!


 さすがにこの困難は乗り越えられず、4章のゲームでストップ。6章まであるそうですが、バグが直らない限り、これ以上読めそうになく、ついに諦めました。

 本当~~~~に残念!!



 文字の順番がメチャクチャになるという現象は、アラビア文字ではよくあることです。オーサリングツールやブラウザが、アラビア文字に充分対応していないせいです。入力とは違う順番に文字が勝手に並び変わってしまう。

 特にこの現象は、文の中にカッコや句読点、数字といった、西洋文字と兼用の文字コードが混ざっている場合によく起こります。

 まさしく、上記の練習問題は、その鬼門にジャストミート。

 ・・・というかすでに、ペルシャ語スキットの字幕からして、語順がメチャクチャ^^;。画像に作りこむ際に、すでに順番がおかしかったのでしょう。きっとペルシャ語を知らない人が文字の順番が入れ替わっていることに気づかず製作し、そのまま納品しちゃったのね。

 しかし不思議なのは、なぜペルシャ語の分かる人が、アップする前にこのことに気づかなかったか、ということです。ペルシャ語が初めてのわたしでさえすぐ分かるのだから、ペルシャ語が専門の人なら、一瞬で気づくはずなのに。

 もしかして、誰もスキットやゲーム、見てないのかなあ? このゲームをやった、という話がネットでも全く引っかかってこないし。

 いくらペルシャ語がマイナーだとはいえ、学生が遊ぶだろうに。それとも、外国語学部の学生さんはゲームなんかで時間を浪費したりしないのかなあ??




 ・・・というわけで、結局途中で行き詰ってしまいましたが、多少なりともこの機会にペルシャ語を学ぶことができてよかったです^^。

 収穫の一つ目は、ペルシャ語の位置づけが分かったこと。西洋言語とは語順からして違うけれど、それでも、一人称のシンボルがmであることとか、否定がnであることなど、印欧語族らしい特徴があるんですね。これだけ広いユーラシア大陸に広がり、数千年を経てもまだ消えない共通のシンボルがある。ロマンだなあ~!

 二つ目は、トルコ語に入ったペルシャ語の語彙が新たにたくさん確認できたこと。なんと、hoş(嬉しい)とかküçük(小さい)なんていう、基本中の基本語彙までが、ペルシャ語からの借用語だったんですねえ~~!! ペルシャ語も「いいえ」はハユル。元はアラビア語のخير(善い)のようです。

 三つ目、ペルシャ語とアラビア語の関係も見えました。トルコ語にもアラビア語からの借用語がザックザックあるけれど、ペルシャ語に到っては、も~っと多い! まさしく日本語における漢語の位置づけですね。「アラビア語の名詞+する」「アラビア語の名詞+なる」で何でも言っちゃう。しかもアラビア語は元の綴りのまま。

 たとえば سؤال كردن (質問する)、 جواب دادن (答えを与える=答える)とかね。これは有難い! アラビア語仲間には、けっこうペルシャ語もやってる人がいて、「なんでだ?」と思っていたけれど、こりゃ、やりたくなるわ。アラビア語のボキャがそのまま活かせるんだもの。

 先日、ウィグル語を見ていたときにも思ったのですが、アラビア語って本当にお得!「アッサラーム・アレイクム」という挨拶一つ知っていると、内陸アジアのいたるところで通じる。アラビア語を学んだことは、わたしの一生の宝物だと改めて思いました。





 途中まででしたが、林檎物語、ほんの数日だったけれど、ここまでペルシャ語にハマらせてくれて、本当にありがとう。

 物語もグラフィックも音楽もとてもエキゾチックで素敵で、本当にうまくできている。ペルシャ語なんて全く学ぶ気のなかったわたしを、ここまでペルシャ語にハマらせてしまうというその威力に脱帽しました。

 ゲームって偉大だわー。クリアしたい一心で、図書館でペルシャ語のテキストまで借りてきちゃった。王様が教えてくれた文法事項を整理したくて、実はペルシャ語のノートまで作ってしまいました。



 これほどハマるゲームをこのままにしておくのはあまりにも惜しい。文化の損失だと思う。ぜひ修正されて、最後まで遊べるようになって欲しいです。

 ・・・あ、ちなみに、このゲームをこれからやろうと思う方に一つアドバイス。途中まで進んだら、こまめにURLをお気に入りに登録したほうがいいです。そうでないと、また最初からやり直す羽目になります^^。





 ・・・さあ、週末も終わったし。ウィークデイは心を入れ替えて、真面目に過ごそう。



※ 7/1追記: 結局、心を入れ替えられなかった・・・。3つ目の試練の解決方法を見つけてしまったので^^;。詳しくは以下のページにて。

 ・ 林檎物語クリア~!



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  • 林檎物語クリア~!

    Excerpt:  ペルシア語3つの試練の続き。 Weblog: うさぎメモ@多言語に夢中 racked: 2014-07-01 16:19