農夫の家という名の宮殿

今日もよく歩きました。本当~によく歩いた。足が棒です。

 でもその割にお腹周りがすっきりしないのはなぜ? むしろ日本を出てからだいぶ太った。

 一日二食(+おやつ)しか食べてないはずなんですが。

 豚が美味しいせい? それともチーズのせいかな?

 今日は王宮や離宮、元王領地だった公園をいくつも回りました。特に「王子の庭」と呼ばれる公園は広大で、歩いた、歩いた。

 王宮、離宮、王家の小舟博物館の内部はどこも写真撮影が不可。残念でした。(それでも撮っている人もいた。強者!)

 しかも入場時にはセキュリティチェック。王宮は部屋ごとにセキュリティガードがいて、離宮は必ずガイドと警備員がついて回るという厳重警備ぶり。

 確かにお宝の嵐なので、仕方がないのかな。でもそれを言ったら、トルコのトプカプ宮殿だって似たようなものですが、ずっとシンプルな警備でした。

 もしかしたら、盗難より、落書きを恐れているのかもしれません。だって、どこへ行っても、落書きがすごいんだもの。

 電車の車窓から眺めると、壁という壁はスプレーによる落書きの嵐。公的な建造物に限らず、畑のど真ん中にある廃屋から、民家の外壁、列車のボディもお構いなし。こういう落書きは、日本を含め、どこの国でもある程度あるとはいえ、こんなにすごい国は初めてです。

 でもそういえば、唯一アランフェスでは落書きを見かけない。これは厳しい警備の賜物でしょう。

 ところで、王宮よりわたしは離宮の方が気に入りました。どちらも、これでもか的に豪華なんですが、離宮の方が小さい分、ぎゅっと凝縮されている。

 この離宮、なぜかCasa de Labrador(農夫の家)という名前がついています。素朴どころか、贅を尽くした宮殿なんですが。

 どうしてそんな名前なのかガイドさんに尋ねたら、「この辺はかつて農地だったということもありますが、むしろ一種のレトリックなのでしょう」とのことでした。

 王様やお妃さま自身、あまりに豪華過ぎて、汚すのを恐れ、この宮殿では決して寝泊まりせず、宮殿に帰ったそうです。

 王宮から離宮までは2キロくらいしか離れていないので、確かに馬車ならすぐ帰れる距離ではあります。でも汚すのが怖いって・・・(^_^)

 ところで、離宮のガイド受付が、私たちの顔を見るなり「すみません、スペイン語と英語しかガイドはやっていないんです」と追い返すような言い方で言ったので、カチンときました。

 なんとなく、スペイン語分かるのぉ?、英語だって無理でしょ、という態度が見えた。

 というか、今英語で言ったこと、分かる?と試されている気がした。

 英語で言われたので、英語で返答してたら、「英語でコミュニケーション取れるのね」認定されたようで、なら券売機はこちら、と示されましたが、なんとなく、日本人は英語も通じないからメンドクサイ。早く追い返しちまおう、って感じが見えた。

 まあ実際は、その回は我々だけだったこともあり、すごくわかりやすく、ゆっくりな英語で説明してくれたので良かったのですが、でもこっちが質問した英語をいちいち直すのは、ちょっと感じが悪かった。

 英語のレッスンじゃないんだからさー。例えばthe Roman periodと言えば、the period of Romanに直す。どっちでも良くない?

 ていうかむしろthe Roman periodのほうが普通じゃない? 今思わず辞書引いちゃった。・・・合ってんじゃん、the Roman periodで!!

 説明は親切だったけど、なんとなく気分が良くなかったので、チップは出しませんでした。フン。

 英語ができるというだけで、鬼の首を取ったようなヤツって、日本に限らず、どこにでもいるんだなと思いましたとさ。



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王宮。


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離宮。


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