洞窟のお家

 グラナダ二日目の昨日は、朝アルハンブラへ行っただけで、あとはアルバイシン地区をうろうろしたり、サクラメント地区の方へ行っていました。

 アルバイシン地区もコルドバのユダヤ人街同様、曲がりくねった路地が縦横無尽に入り組む、古い街です。しかも丘の斜面で、坂だらけ。地図を持って歩いても、すぐ迷子になります

 でもこういう街大好き! ホテルもこの地区の、アルハンブラに一番近いところにとりました。

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 上の写真はホテルのロビー。1520年に建てられた個人の邸宅を改装したもので、壁にのこる壁画は、ラファエロの手によるものだそうです。

 ラファエロがイタリアからアルハンブラ宮殿の壁画を描きに来た時、ついでに描いてもらったんだって。

 昨日は、サクラメントの方へも行って来ました。アルバイシンから通り一つ隔てた別の丘で、斜面に洞窟を掘ってジプシーがたくさん住んでいたそうです。

 その暮らしぶりが見られる洞窟博物館があるというので行って見ました。

 道を知っていればホテルから30分くらいのところ。でも迷ったので、行き2時間、帰り1時間以上かかりました。

 でも迷子にはいいこともある。途中の小径で、洞窟の我が家を公開しているお宅にお邪魔することができました。

 この方はジプシーではなく、8年前からここにお住まいのようです。

 家の中に入ると、ふわっと包まれるような暖かさ。冬は暖かく、夏は涼しく、冷暖房要らずだそう。いままで家の中で8度以下を経験したことはないそうです。

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家の外観


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居間。ここに住んでいるので、テレビもある。


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キッチン。冷蔵庫やガスコンロも。


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寝室。


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ここにお住まいの方


 博物館も良かったけれど、今現在、住んでいるお家の方が臨場感があるな。おそらく土日の在宅時のみの公開と思われ、大変ラッキーでした。

 ちなみに博物館のほうは、以下のような感じ。10くらいの洞窟があり、伝統的な道具が飾られていました。

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 とあるいい伝えに寄れば、キリスト教徒による15世紀のグラナダ陥落で、グラナダに住むウマイヤ朝の貴族たちが北アフリカへ逃げる際、途中で財宝が奪われるのを恐れ、この丘に埋めて行ったのだそう。彼らは黒人奴隷も解放してここに置いていった。

 その奴隷たちが、主人の梅めた宝を探して穴を掘りまくり、そこに住み始めたのが、洞窟住居の起源だとか。古今東西を問わずみんな大好き、埋蔵金の話^ ^

 でもこれはただのいい伝えに過ぎず、結局その宝が見つかったのかどうかも分からないし、今なおこの地に住んでいるジプシーとの関係も分からず、なんの根拠もないのだとか。

 ・・・というのは、洞窟博物館で読んだ話。つい英語で読んでしまった(汗)。英語のほうがやっぱり楽だな。スペイン語と英語と両方あると、つい英語に目がいってしまう。





 夜はフラメンコを見に、またこの地区へ行きました。

 会場の洞窟に着く前に、ミニツアーがついていたのですが、これがインターナショナル。スペイン人、アメリカ人、フランス人、韓国人、それに我々日本人の5組でした。ガイドさん、まず英語でゆっくり、次に高速スペイン語で説明してくれるので、すっごく良かった。内容が分かっていると、高速スペイン語でもついて行かれる^ ^ フランス語にもチャレンジしてました。日本語もちょびっと。

 韓国人の中に1人、8年前日本に一年留学していたという人がいて、とてもお上手な日本語でした。一年前にも1週間来たそうですが、それでこんなに温存できたらいいなあ。たぶん家でも少し、保つ努力をしてるんじゃないかな。


 フラメンコショーは、凄かった、の一言。フラメンコって歌もあるのねえ。男性ダンサーもいるのね。うっかり男性ダンサーの写真をiPhoneで撮り忘れましたが、女性より男性が凄かった。

 なんだろ、観客に見せてるんじゃないかな感じ。わたしたちはただそこに居合わせただけ。彼らはただ自分たちのために踊っている。内なるエネルギーをダンスという形でぶつけている感じ。うまく言えないけど、とにかく凄かったです。
 
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