ロシア語発音(2)тьの謎

 前回の続き。ずっと気になっていたことが今回もう一つ解決しました。

 тとдの軟音に関してです。

 実は今までずっと不思議だったんです。なぜтетрадьのルビはいつも「トラー」で、「ティトラーティ」ではないのか。девочкаはどうして「ヂェーヴァチカ」で、「デェーヴァチカ」もしくは「ディェーヴァチカ」じゃないんだろう、というのが。

 子音がTなんだから、チャチチュチェチョじゃなく、むしろテャティテュテェテョじゃないの?

 子音がDの場合、ヂャヂヂュヂェヂョじゃなく、デャディデュデェデョじゃダメなのー?? 

 これがロシア語を始めたときからずーーーーっと気になっていた。

 特に語末のть。

 確かにтьは「チ」っぽく聞こえるけれど、「ティ」っぽく聞こえることもあるし、ティっぽく発音してもネイティブに直されることはなく、むしろチのほうが直される。だからчьとの混同を避けるためにもтьはあんまり「チ」っぽくせず、「ティ」っぽくなるよう心がけていたのですが、本当にこれでいいのか内心不安でした。

 だって日本語のテキストは判で押したように「チ」とルビが振ってあるんだもの。日本のロシア語学習的には「チ」が正解で、そう発音しないとダメなのかな、と。(「ネイティブに通じりゃいいじゃん」と割り切れないところが、自分でも謎(^_^;))



 でも今回、東外大言語モジュールの発音編に以下のような記述を見つけた。

 тに関して
決して日本語のチャ行の子音で発音してはいけません。最初はむしろ,テャテュテョをすばやく発音することから始めるとうまくいきます。


 дに関して
決して日本語のジャ行の子音で発音してはいけません。最初はむしろ,デャデュデョをすばやく発音することから始めるとうまくいきます。


 あ、やっぱりそれでいいんだー!

 тьに関して書いてあるわけじゃないけど、т全体の発音の方向性が分かって、すっきりしました。


 これからは確信を持ってтはティ寄り、дはディ寄りに発音できます!(←権威にお墨付きをもらわないと安心できないヤツ(笑))





 たぶん「тьはなんでチなの?」って人知れず悩んでいるロシア語学習者、わたしの他にもけっこういるんじゃないかなー。わたしだけじゃないと思います。




ビーフストロガノフ
ビーフストロガノフ





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