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zoom RSS 英語脳 -わが家の場合-

<<   作成日時 : 2018/11/04 02:22   >>

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 「ママと是非シェアしたいことがあって」と昨日次女が興奮気味に電話をくれました。いつもは文字のやり取りで、通話なんて滅多にしないのですが。

 なんでも「初めて『英語で考える感覚』を経験した」のですと。「これがママの言ってた『英語脳かー!』と思って、感動が新鮮なうちに伝えようと思って」電話をくれたのだそうです。


英語研修で英語脳に

 実は先週一週間、月曜から金曜まで、会社の研修で英語合宿へ行っていたのだそうです。毎日6時間のレッスンに加え、そこにいる間は日本語禁止。外国人の先生はもちろん、日本人スタッフも生活上のお世話や指示など全て英語。本だけは日本語の本があったそうですが(但し、英語学習に関する本)、英語の本もあったし、映画上映ももちろん英語。まさに英語漬けの5日間だったそうです。

 で、4日目あたりから、「あれ、今わたし英語で考えてた?」と思うことが増えたそうです。「うまくいえないけど、とにかく今までに経験したことがない感覚で、帰りの電車の中でも、遠くの人の話し声を英語で理解しようとしている自分に気づいてびっくり」だそうです。


英語で考えるとはどういうことか

 次女が話してくれたことで一番わたしが面白いと思ったのは、以下のような部分です:
 たとえば日本語で誰かが「昨日は8時に寝た」と言ったとするじゃん? そうすると反射的に「え! 早っ!」って思って、そう口にも出すじゃん? 英語脳だと、英語でも同じことが起こるんだよね。

 でも英語脳でないと、「昨日は8時に寝た」って英語で言われても、単語を一つ一つ日本語に訳して理解しおえたときには「8時に寝た」という事実がただ無感動に伝わるだけなんだよね。

 日本語で英語を理解しようとしてたときは「英語で何か言われた」ってことしか頭になかった。でも英語脳だと話の内容がそのまま頭の中に入ってくるんだね。それって日本語でいつも普通にやってることなんだけど、それが英語に置き換わるってこういうことかー、って感じ。



英語脳ってホントにあるの?

 次女は、実はこれまで『英語脳』の存在をあまり信じてなかったようです。

 「いやママが言うんだから、起こる人には起こるんだろうとは思ってたよ(←ほんとか?)。でも自分には関係がないっていうか、一生縁がないと思ってたんだよね。そういう状態になるのは特別な人か、ネイティブ並に英語が喋れる人だと思ってて。でも今だって大して英語喋れてないのに、英語で考えてるんだよねー。そういうものなんだねー」

 「『英語で考える』とか言うのは、実は『幽霊を見た』っていうのと同じレベルの超常現象だと思ってたでしょ」とわたし。

 「そう。実はそう。幽霊だって見える人には見えるのかもしれないけど、霊感のない私には関係ない。英語脳もその類だと思ってた(笑)」

 そうなのよね。「英語脳」とか「英語で考える」と言う話は、人に話すと非常にウケが悪い。「それってスピ? それともオカルト?」みたいな反応が返ってくる。あと、ものすごく英語ができる人にしか起こらない現象だと思いこんでいる人も多い。

 でも実際は、日本人でも外国語で考えられるようになるし、それは案外早い時期に起こる。わたしなんて、まだ全然ダメなロシア語で考えていることさえ最近よくある。

 だからわたしにしてみれば、次女が「いままで英語脳になったことなかった」というほうがむしろ意外でした。だって学生時代レアジョブのスカイプレッスンを何年も毎日欠かさず受けていたし、社会人になってからも割と英語に縁があるほうだからです。年に何度も海外の学会に出席しているし、海外からくるインターン生のお世話係に毎年任命され、個人的なお世話もLINEで英語でやり取りしている。特別英語ができるほうではないけれど、少なくともわたしのロシア語なんかに比べたらはるかにマシ。むしろ「いちいち日本語で考えながら、よく英語を使ってきたね。そりゃ随分と大変だったでしょ」って感じ。


どうしたら英語脳が得られるか

 でもじゃあなぜいままで次女は英語脳になれなかったのか。逆に言えば、なぜ今回は英語脳になれたのか。

 たぶん次女の場合、やはり今回「5日間英語三昧」になったのがよかったのだと思います。いままでそんなに集中的に外国語漬けになったことがなかった。今回そういうチャンスに恵まれたから、いままで起きなかったことが起きたのではないかと。

 そういえばわたしも、最初に外国語脳を経験したのはアラビア語で、アラブイスラーム学院に週5回通っていたときのことでした。ある日なんだか先生の声がスローモーションがかかったみたいにゆっくり聞こえ、そのまま理解できる気がした。そして自分が喋ろうとすると、いつもは頭の中を必死に探さないと見つからない単語が、全部自分の周りにぶらさがってわたしが使うのを待っているような、そんな感じがしたのを覚えています。

 一方、貿易外語科の高校から大学は国際教養学部に進んだ長女は「英語脳に最初になったのは大学に入ってから。高校で英語脳になったことはなかったと思う。フランス語はフランスに交換留学に行って3ヶ月くらいの頃だったと思う」とのこと。高校と大学、どちらも英語に力を入れた学校でしたが、高校の授業は英語を含め、普通に日本語。でも大学の授業は全て英語でしたから、それでかもしれません。「日本語という選択肢があるうちは、英語脳にはならないのかもね」と長女。そうかもしれない。


外国語で考える利点

 外国語で考えられるようになったからといって、今すぐネイティブみたいにペラペラになるとか、知らない単語まで使えるようになるとか、そんな魔法のようなことが起こるわけではありません。たぶん外から見たらそこまで劇的な変化はないんじゃないかと思う。

 でも理屈ではなく、直感的に言語と付き合えるようになるので、単語を覚えるのがまずラクになるし、聞くのも話すのもラクになる。長い目で見ると、上達が確実にスピードアップすると思うのです。

 だからこれはすごく歓迎すべきこと。なのに次女に「その研修はすごくいいから、この体験をぜひ会社のレポートにも書きなよ!」と言ったら、「実は今回、レポートないんだ」とのこと。

 「え、じゃあその研修がいいかどうか、会社はどうやって確かめるわけ?」と尋ねたら、「研修を受ける前にTOEICを受けた。で、次回のTOEICをもう一回受けて、点数を比較する」んですと!

 はぁぁぁぁ・・・。それはまた随分と即物的というか、近視眼的というか・・・。潜在的な変化というのもあると思うんだけど、そのやり方では測れませんわねえ。

 ―――いや、それとも案外TOEICの点数が劇的に伸びたりするのか? どうなんでしょう? 娘の次のTOEICの結果がわたしも楽しみです^^



・関連過去記事:外国語脳の降臨



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