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zoom RSS 絵本大国チェコで大人買い

<<   作成日時 : 2018/12/12 01:25   >>

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 今日はチェコで買った絵本を自慢します。日本円にして約1万円も買っちゃったんだよーん^^;


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 ・・・っていっても、冊数はたいしたことないな。でも重かったーーー!



 一つ一つ見ていくと。

チェコの仕掛け絵本

 ↑これは仕掛け絵本のシリーズです。一冊約800円くらいというとそんなに高い感じはしないけど、6冊買うと5000円近く! これでも厳選したんですよ。他にも雪の女王とかピーターパンとか人魚姫とか、全部で10種類以上あって、本当は全部欲しかった。でも6冊でなんとか堪えました。

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普通の娘と野獣が、お姫様と王子様に。


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魔女がラプンツェルの髪を切ると、王子様は塔からまっさかさま。


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バレエダンサーが足を上げたり下げたり。


 この間やってたテレビ番組(世界はほしいモノにあふれてる - レトロかわいいビンテージ絵本を探す旅 -)の受け売りですが、チェコって飛び出す絵本が盛んなんですってね。プラハの春以降、飛び出す絵本の輸出を国の産業としてやっていたとか。Vojtěch Kubašta (ヴォイチェフ・クバシュタ)という作家の飛び出す絵本を国主導で24言語に翻訳し、輸出していたそうです。

 実はわたしも子どもの頃、クバシュタの飛び出す絵本を二冊持っていました。一冊は「七羽のカラス」、もう一冊は「ねむりひめ」。たまたまテレビに見慣れたページが映ったので判明しました。そうか、あれはチェコの本だったんだ、と。

 飛び出す絵本は繊細なので、子どもがぞんざいに扱うとすぐ壊れてしまう。うちにあったのもあちこちセロテープで補修した跡だらけだったのを覚えています。なので今回は頑丈さを重視し、シンプルな仕掛けのやつを買ってみました。一歳の孫と一緒に見ようと思って。



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 ↑これはヨガの本。いろんな動物のヨガ・ポーズのとり方が載っています。チェコ語が読めなくても使えるし、チェコ語の意味が図から推測しやすい。まず動物の名前が分かるし、基本動作を示す動詞が推測できる。たとえばPostav seは「立って」、Sedni siは「座って」、Lehni siは「寝て」という意味だと思う。seとかsiは再帰形だと思うけど、なんでseとsiがあるんだろう??


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↑この本は知っている単語がけっこうあったのが嬉しくて選びました。

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様々な感情の表現。


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天候によって気分が変わるということかな?

 Skvěleは素晴らしい、dobřeは良い、nic mocは特に良くも悪くもない、špatněは悪い。チェコ語のボキャ数はまだ100以下なのに、これだけ分かるってすごくない?! あとmizerněは英語のmiserableからの類推で、たぶん「ひどい」。分からないのはdocela fajnだけ。まさしく「少しだけ勉強したら勉強したで、それなりの収穫があるのが語学(by 舛添要一)」だ!



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 ↑こちらはチェコ語じゃなく、ロシア語の絵本。プーシキンを2冊、トルストイを1冊買ってきました。

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きれいなイラスト満載。ロシア語ならこのくらい文字があっても読めるかも。


 ガイドブックに載っていたアイス屋に行き、店を出たら目の前にРусская книга(ロシアの本)と書かれた看板があったんです。入ってみたら案の定、ロシア語書籍の専門店。ラッキー!

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 チェコ語ではRuská knihaと言うらしい。あれ、そういえば「プラハ」はチェコ語でPraha、ロシア語でПрага。ロシア語のгаがチェコ語のhaにあたるのか。

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こんなところでロシア語に会えて嬉しかったので、写真を撮らせてもらいました。


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店構えはこんな感じ。
場所はこちらを参照のこと。

・・・って、チェコでロシア語の本を買いたい人なんて他にはいないか?



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 ↑ついでにこれも載せてしまおう。これは今回わたしが買ってきたわけじゃなく、7、8年前娘がプラハで買ってきてくれたものです。

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一番大きいのはチェコの地理の本。どのページもオール・チェコの地図。


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チェコの人気アニメの主人公クルテクの絵本。




 しかしプラハ、本屋さんが多かったです。犬も歩けば本屋にあたる。

 でも大人の本はけっこう英語で書かれたものがたくさん並んでいて、チェコ語が食われている印象を受けました。チェコ共和国の人口は約1000万人。日本の人口の10分の1もない。本の多様性を買い支える人口として決して多いとはいえない。

 しかし絵本に関しては、非常に多くの種類がチェコ語で出ている。これには驚き。きっと人々が子どもに絵本を頻繁に買い与えるのでしょう。

 この辺の事情はマリオネットに似ていますね。何かで読んだけど、普通の家にマリオネットの人形やら舞台やらがあるらしい。あとこれもテレビからの受け売りだけど、アマチュアも含めると、チェコには数百のマリオネット劇団があり、町のいたるところで子どもを集めては人形劇を行うのだそうです。この国の人々は様々な形で子どもに物語を語り継ごうとする気持ちが強いのかもしれません。

 そういえば、チェコにおける絵本と人形劇の歴史には共通点があります。どちらも為政者の目をかいくぐり、過酷な時代を耐え忍ぶ心のよりどころであったという点です。

 マリオネットは、17世紀ハプスブルク家の支配の時代、支配者の言語であるドイツ語が隆盛を極め、チェコ語が衰退する中、チェコ語で公演が行われ、チェコ語のともし火であり続けた。

 絵本は、20世紀後半ロシアの息のかかった共産党独裁時代、出版事業が国営化され厳しい検閲がある中、唯一締め付けが比較的緩く、まだしも自由な表現が許される分野だった。

 プラハの春、ビロード革命。歴史を見ると、チェコの人々って、本当に辛抱強いなあと思います。絵本や人形劇に次世代へのメッセージを託し、変化を焦らず、じっくり辛抱して時を待つ。

 次世代に希望を託すと、人間はけっこう辛抱できるものなのかなあ。わたしも孫と一緒に絵本を眺め、文化を共有していかれたらいいなあと思います^^。



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