アジアエアに乗ってみた

 いまカンボジアのシェムリアップに向かう途中、乗り換えのためバンコクに寄港したところです。

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 今回のエアは、国際線では初めて格安航空会社を利用しました。タイ・エアアジアです。タイ・エアアジアは、アジア最大のLCC

エアアジアの子会社で、サービス内容などはほぼ同じ。ウェブサイトも共通です。中距離路線にはエアアジアxと、xが最後につきます。


 ここバンコクのドンムアン空港ではフライトの半数がエアアジア、次がライオンエア。日本では国際線でLCCというのはまだレアな選択肢ですが、ここ東南アジアでは一般化しているのかも。

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 さてこのエアアジア、安かろう悪かろうという人もあり、乗る前は正直不安でした。実際、多少高くても他の航空券が取れていたら避けていたかも。実はお盆休みを甘くみて初動が遅く、フラッグシップキャリアのペックスや格安が売り切れちゃってた。ほぼこれしか選択肢がなかったのです。


 でも実際乗ってみたら悪くなかった。これなら次回以降も全然アリ!って感じです。第一安かったしねえ。空港使用税だのなんだの一切合切入れても一人32千円でシェムリアップまで往復できるっていうのはやっぱりありがたいです。買い逃したベトナム航空のキャンペーンチケットよりも1万以上安かった。


 というわけで、この記事では、乗る前に感じていた不安と、実際どうだったかを書きます。


<h4>座席が狭い</h4>


LCCの座席は一般に狭いと言われますが、わたしにはよく分かりませんでした。長身の夫にも聞いたけど、やっぱりわからないらしい。もしかしたら少し狭いかもしれないけど、もしかすると変わらないかもしれない。まあ違ったとしてもその程度の差です。


 ヘッドレストとかフットレストとかはついていませんが、あれって見ようによっては邪魔なので、なくてスッキリってところでしょうか。座席は合成皮革張りで、若干硬い気もしますが、わたしは布張りよりむしろ清潔な気がして好きだな。


 ちなみにお盆休みとあって、機内はほぼ満席でしたが、壁の前や非常口の脇など、差額料金がかかる座席だけは見事に空いてました(笑)。


<h4>個人ディスプレイがない</h4>


 これはけっこう不安でした。昔はFSCだってそんなのはなかったけど、最近は個人ディスプレイのおかげで随分暇つぶしがラクになったからなあ~。


 実際はというと、個人ディスプレイどころか、共通の映画スクリーンもありませんでした。なので緊急時の説明も生実演。


 でも自分で暇つぶしを事前に準備してきたのでノープロブレム。WiFiに繋がなくてもできる語学アプリのレッスンをいろいろダウンロードしておいた。あとエアアジアにはUSB電源がないので、モバイルバッテリーを持ってきました。


 デバイスにダウンロードできる語学アプリは、まずお気に入りのMondlydaily lessonだけは一度ダウンロードしても時間が経つと消えてしまうようですが、正規のレッスンは一度ダウンロードするとデバイスにデータが残るみたいです。


 あとクメール語関連のミニアプリは、旅の指さし会話帳を含め、どれもダウンロード式のようで、機内モードでも使えました。物書堂の辞書アプリやトルコ語のRedhouseアプリも機内モードで使える。他に遊ぶものがない機内って、学習環境には最適ですよん^_^ 


 ちなみに周囲は文庫本を読んでいる人が多かったです。


<h4>機内食が有料</h4>


 エアアジアの機内食は有料で、水すら注文しないと出てきません。自分で持ち込んだものの飲食も禁止なので、さすがの水も飲めないのは辛いだろうと思い、出発の2日前に電話で機内食を注文しておきました。事前に注文すると25%引だし、水がおまけについてくるので。


 写真のような機内食が一食600円でした。味は・・・まあこんなもんかな。積極的に美味しくはないけど、まあ機内食ってこんなもんだよね。日系のエアを除いて。ちなみに製造日と賞味期限が記載されており、17日の便で15日の製造となっていました。当日は無理としても、前日につくるんじゃないのね。


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左がテリヤキ丼、右がベジタブル丼。


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 基本の食事だけで78種類あるので、好き嫌いの多い人は選べていいかもです。事前予約はできないけど、おにぎりとか大阪王将の餃子とか、チーズケーキとかタピオカ入りのミルクティーとかも機内販売しています。帰りに試してみよう。

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 ちなみに機内食を予約している人は意外と少なくて、10人に一人くらいでした。機内で買っていた人は、わたしの周りでは皆無。じゃあみんなどうしているのかというと、けっこう皆さんおにぎりとか持ち込んで食べてましたね(笑)。客室乗務員に見つかると叱られるんだろうけど、FSCと違い、滅多に回ってこないし^_^


 ところで機内食の予約ですが、代理店経由の予約だとネットで予約できないので、電話するしかありません。電話が繋がるまでに30分ちょっとかかりました。航空券価格が安かったので代理店を通しましたが、これはちょっと不便でした。


<h4>手荷物制限が厳しい</h4>


 今回の最大の不安はこれでした。機内持ち込み手荷物が7キロまで。個数はカメラとかも含めて二つまで。超過すると預け手荷物となり、成田ーシェムリアップまで片道で最低でも6500円。金額は代理店を通すかどうか、事前予約するかどうかなど、条件により変わり、最悪20キロまでで10000円以上かかる。


 安いのが魅力で買った航空券、こんなところで1万も出してたまるか!というわけで、荷物減量作戦を展開。


 もともとわたしは旅の荷物は少ない方ですが、いつも通り普通にキャリーに詰めたら7キロを超えたので、以下の作戦を講じました。


<h5>1、キャリーをやめ、ボストンに</h5>

 ハードタイプのキャリーはそれだけで2.5キロ以上。これがボストンだと1キロ以下。さらにレスポートサックなら0.5キロもない。わが愛するレスポートサックはLCCの乗客に強~い味方と知りました^_^

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<h5>2、服は最小限、現地調達</h5>

 今回持ってきた衣類は以下の通り。下着(エアリズムのショーツとブラトップ)の他は、パジャマと水着とレインコート、あとはトップス1枚だけ。パジャマと水着はアウターにもなるものを選びました。トップスは、帰りに荷物が増えたら捨てても惜しくないものをチョイス。

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 現地ではアリババパンツというイージーパンツと白いシャツがそれぞれ3ドルくらいで買えるそうなので、今晩現地に着いたら早速ナイトマーケットで仕入れるつもり。コインランドリーが近いホテルをチョイスしたので、こまめに洗って使います。


<h5>3、重量スケールを購入</h5>

 ハンディな重量スケールを1000円くらいで購入。これで測りつつ荷物を詰めなおし、最終的に4キロちょっとに抑えることができました。日焼け止めや虫除けなど、滞在中に使い切るものもあるので、お土産3キロまで買える~\(^o^)/


 重量スケールは、帰りの荷物も測りたいので持ってきました。軽くて小さいので邪魔にならず、LCCに乗るときは必携のアイテムとなりそうです。

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 機内持ち込み手荷物のチェックはチェックインの際に一回だけ(てことは、チェックインしてからDFSで何か買っても、その分はカウントされない??)。実は事前にEチェックインしてあったのですが、チェックインカウンターに寄るよう指示され、そこで世にもペラペラの搭乗券を渡されると同時に、荷物の重量チェックもありました。



 重さはデジタル秤でしっかり量られますが、大きさは割とアバウトみたいです。軽そうだけど長さでアウトかなーという感じの細長い形のボストンを持っていた人が「大丈夫ですよ。機内に持ち込めます」と係員に言われていました。


 ちなみにこのチェックインカウンター、何かスペシャル感がありました。Nカウンターというエアアジアの専用カウンター(?)なのですが、他のカウンターとはガラスで仕切られていて静かな空間。お盆休みとあって、成田空港はごった返し賑やかでしたが、Nカウンターだけは静か。LCCでこんな特別待遇なんて、すまないねえ。

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ただし同じ便のカウンターが10くらい開いているのに意外と待ちました。カウンターが多いから列は長くないんだけど、一人当たりにかける時間が長いんです。なぜかと思ったら、行き先のビザが切れていないかまで入念にチェックしてくれるんですね。わたしの対応をしてくれた係員さんはたぶん日本人ではありませんでしたが、十分分かる日本語で「もし乗り継ぎ便に間に合わなかったらバンコクの乗り継ぎカウンターで言ってくださいね」とも言ってくれて、好印象でした。


<h5>4、衣類は着てしまう</h5>

 荷物を4キロちょっとにまとめたので、行きに関しては、これ以上の荷物対策は必要ありませんでしたが、帰りに荷物が増えてもし7キロをオーバーしてしまったら、余剰の衣類は着てしまおうと思います。


 というか、機内が寒く、ブランケットの貸し出しも有料なので、行きも機内ではカーディガンだけでは足りず、パジャマ重ね着し、レインコートは夫に貸しました。夫はなんと5枚も重ね着!着てきた下着とポロシャツの上に冷房対策用の薄手セーターでは足りず、Tシャツ、その上にわたしのレインコート。なので帰りもこれくらい着ることを想定して荷物の調整をしようと思います。


 えーと、いま思いつくのはこんなところかな。また思いついたり、今後のフライトで新しい発見があれば、ここに書き足します。



8/24追記


 帰りについて記します。


 帰りの荷物は、持っていたスケールで測ったところ、最終的に夫6.9、わたし6.6キロくらいでした。


 シェムリアップ空港のチェックインでは、明らかに制限に収まっていそうと思われたのか、大きさも重量も計られませんでした。周囲を見た感じでは、ハードケースと、明らかに重そうな荷物は計られる傾向にあるようでした。大きさは「それ絶対アウトでしょ」と思えるようなサブバッグでもお咎めなし。


 チェックインカウンター並んでいる他の日本人も荷物の重さを話題にしていましたが、欧米のバックパッカーは全然気にしていないようで、馬鹿でかいバックパックを追徴金払って預けていました。たぶん近距離の利用だから気にならないのでしょう。成田まで長距離飛ぶと痛いけど、バンコクまでなら2000円程度だもんね。


 シェムリアップからバンコクまでも、バンコクから東京までもほぼ満席。でもやはりホットシートは空いていた(笑)。


 ちなみにバンコク東京間は、クワイエットゾーンでした。指定した訳ではなく、ラッキー。で、実際静かだったかというと、うーん、どうだろう?飛行機のゴオーっという音はやはりそれなりにあるけど、ちょっとマシだったかも??うーん、分からないや。


 ところで行きも思ったんですが、シェムリアップーバンコク間の飛行機は、離陸した直後、下の方でキコキコ音がする。だ、大丈夫なのか?!と思って行きはけっこう怖かった。帰りは、タイヤをしまう音なのかな?と思うことにしました。


 ちなみに帰りは大阪王将の餃子とマッシュルームスープを買ってみました。本当はおにぎりが欲しかったんだけど、今日は積んでないそうなので。両方で200タイバーツ。米ドル7ドル出して、タイバーツのコインが三つくらい返ってきた。


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マッシュルームのポタージュ


具がしっかり入っていて美味しかった。


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餃子


 これはわたし的にはダメ。電子レンジで温め直した感じで、全然パリパリしてないタイの大阪王将でタダでもう一皿もらえるクーポン券がついてきたので、隣の席のタイ人に上げました。


 行きと同じく、食べ物を買ってる人は少なかったです。特に日本人は買わない。食べ物を買っているのは外国人ばかりでした。






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この記事へのコメント

2019年08月18日 13:11
おっ、いつの間にか、コメント書けるようになってますね!
エアアジアは、台湾からマレーシアに行くときに乗りましたが、(もう20年くらい前かな?)たしかに、ビザやら、帰りの航空券とか、うるさかったです。台湾からマレーシアに予約した片道航空券で行こうとしたら、カウンターでなかなか航空券を発行してくれませんでした。「万が一入国できなかったら、乗せてきた航空会社の責任で送り返さないといけないから」と言うのは、あとで知りました。
私は、フラッグシップ航空会社でも、1か月以上の旅でも、機内持ち込み荷物だけなので(ロストバッゲージ対策です)、荷物のサイズと重量には気を使ってます。衣類をありったけ着込んで、ポケットにバッテリーやらガジェットやらを詰め込むのは定番ですね(笑)。おかげで、カウンターでの重量制限はクリアしても、保安検査で毎回引っ掛かります(笑)。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
これからもブログを楽しみにしています!
ちえぞう
2019年08月24日 11:41
こんにちは!
もう10年以上前になりますが、一度うさぎさんのブログに書き込みさせていただいたことがあります。
私もインドネシア語を勉強していたので、その時かな。
それ以来、ずっとブログを読ませていただき、DMMも始め、色々参考にさせていただいていますが、なんと!今回の記事を読んでビックリ!!!
私もうさぎさんと同じ便に乗っていました。私はバンコク経由でシンガポールに行ってきました。
これからもブログ楽しみにしていますね♪
うさぎ
2019年08月24日 14:34
keiichiさん、こんにちは〜!

あら、旅先なので、コメント設定間違えたわ(^^) しかも国外からコメントが書き込めないようになっているらしい。返信が遅くなり、失礼しました。

なんと、エアアジアって20年も前からあるんですか〜! 当時はたぶん日本にはまだ乗り入れてなかったんじゃないでしょうか。なるほど、ビザまで確認するのは、送還対策なんですねー。

わたしもロストバゲージが怖くて、どちらかというと荷物は全て機内に持ち込みたいほうです。でもいままで大きさはともかく、重量を気にしたことはありませんでした。ポケットにいろいろ詰め込んでいるkeiichiさんの姿を想像するとウケるー(^^) セキュリティチェックの前に全部ポケットの中のものを出せばノープロブレムでしょうけど、ちょっと面倒ではありますね。節約にはそれなりに努力が必要ということか。

わたしも帰り荷物が増えたら、モバイルバッテリーとかカメラのバッテリーチャージャーとかは間違いなくポケット行きだなっ。四角いものばっかり。ポケットが角ばりそうー。だがしかしこの際格好をどうこう言ってられない。実行あるのみ(^^) ←1週間前に書き込もうとしてリジェクトされたコメント。

実際は、スケールで測りながらお土産を計画的に買ったので、7キロを超えませんでした。あと、見た目からして超えてなさそうと思われたのか、我が家の荷物は空港で計量されませんでした。
うさぎ
2019年08月24日 14:46
ちえぞうさん、お久しぶりですー!
お名前よく覚えてますよー!!

って、ええっ?! すっごい偶然!!
髪ボサボサでレスポートサック複数持ちで、Duolingoやってるおばちゃんをもし見かけていたら、それが私です(^^);

わたしは今やっと成田から我が家に帰宅するところです。帰りは行き以上に乗客の平均年齢が低いフライトでした。シェムリアップからバンコクまではヨーロピアンバックパッカー御用達、バンコクから東京まではタイ人の若者が多かったですー。わたし浮いてたかも(^^)