トンレサップ湖の水上村コンポン・クルップ
今日もツアーを利用してトンレサップ湖の水上村コンポン・クルップへ行ってきました。
トンレサップ湖の水上村には二種類あり、一つは湖の上に船を浮かべている集落、もう一つは高床式の集落です。
今回訪れたコンポンクルップは後者で、雨季に増水しても水が家の中に入ってこないよう、家は3メートル以上もある細長い支柱の上にありました。まるでツリーハウスのようです。
家々はとてもカラフル。青い階段に洗濯物の赤や黄色、ブーゲンビリアのピンクがよく映えていました。
ガイドさんの話だと、家を一軒建てるのに50万円から100万円かかるので、最初は狭い家を建て、お金が貯まったら隣へ隣へと建て増ししていくのだそうです。
人口2万人という大きな集落で、村には警察署も学校も寺院もありました。
オシャレな警察署
お寺もカラフル。
中も壁が仏教寓話で埋め尽くされ、それはそれはカラフル。
近くにマングローブの林があり、例年なら今の時期はボートで入れるはずですが、入れませんでした。残念~。
観光だけならがっかりで済みますが、「こんな旱魃ではお米が取れない。きっと米の値段が上がるだろう」と昨日の先生も今日のガイドさんも言っていました。ラオス経由で流れて来るはずのヒマラヤの雪解け水も今年はあまり流れてこず、昔は中国から流れて来た水も、最近は中国が自国で消費するので流れてこないそうです。
シェムリアップ川も流れておらず、濁った水溜り状態。
ここに来る前は雨の心配ばかりしていて、旱魃なんて考えもしなかった。
そういえばシェムリアップに着いてからのここ3日、雨季なのに一度も雨に遭ってないなあ。
・・・と思っていたら、ホテルに着き車から降りた瞬間、突然大粒の雨が降り出しました。そのまま数時間、すごい雨。これで少しは田んぼが助かるかな?