「理解可能なインプット」とは

 先日のしょうもない記事を読んでくださった方、あまつさえ気持ち玉をくださった方、ありがとうございます。とっても嬉しかったです^^。本当に。


 こういう悩みって、考えてみたら他では相談できない。夫はこういう禅問答みたいな悩みを嫌うし、娘たちは忙しい。外国語を学んでいない友達は興味ないだろうし、逆に外国語を学んでいる友達には「なに甘ったれたこと言ってるの!」と叱られそうで怖い。

 だからここで吐き出し、自分で考えるしかなかった。

 「ハロー、ダイアリー」みたいな感じで、都合よく、甘ったれなわたしを受け入れ、優しく相槌を打ってくれる仮想読者に向かって話しかけました。

 実際は「なにこの馬鹿」ってうんざりして途中で読むのをやめた方もいるだろうなー。でもそういうケースはとりあえず考えない。




 で、とりあえず思っていることを書いてみたら、少し客観的になれました。

 まだいろいろ考え中だけれど、少しわかってきたこともあるので、いまのところを書きます。


当然の調整


 まず、前回のタイトルにした「自信がなくなってきちゃった」というのは当然の調整だということ。

 つまりそれまでは「自信がありすぎた」。それまでが自信過剰すぎた。だからその余分な自信がなくなって、むしろ適正なところに落ち着いたのだと気づきました。


 ではなぜ自信過剰に陥ったのかというと。

1.日本語教育の過去問で頑張れたから

 日本語教育について2か月くらい、すごくいい感じで勉強を続けられたから、ロシア語でも「自分、やれる」「自分、行ける!」って思ったんですよね。しかも日本語教育の勉強の合間に作っていた単語帳でけっこうロシア語単語も覚えたものだから、「努力を続けられる」だけじゃなく「成果も出せる」と思った。


2.4年もロシア語を続けているから

 あと「マーシャと熊」のノートを最初に作ったのが2017年であることから、「もう4年もロシア語やってるんだ」と思ったのがまずかった。

 実際は「4年間やってる」のではなく「4年前に始めた」というのが正しい。辛うじて辞めはしなかったものの、ずっと真摯にロシア語に取り組んできたわけでは毛頭ない。でもそこを混同し「4年もやってるんだからもっとできるはず」というバブリーな思いが生まれてしまった。



 だから今すべきなのは、「自信を取り戻す」とかじゃなく、その自信の根拠がいかに薄弱であったかを認識し、この当然の調整を受け入れることではないかと。



今後どうするか


 で、今後どうするかだけれど、それはまだ具体的には決まっていません。

 ただ、いまのレベルに合った教材や学習法の選定に、たぶん1か月程度はかかるのかなあ、という気がしています。

 本当はそれは1週間で終わるはずだったのだけれど、実際には10日経ってもまだ終わっていません。



リスニング重視

 ただ一つ、7月に入る前から決めていたのは、語彙とリスニングの強化です。

 なぜかというと、この二つは一番育成に時間がかかるスキルだからです。

 特にリスニングはわたしが最も苦手とするスキル。なのでとにかく聞こうと思いました。

 そのきっかけの一つは、日本語教育について学んだこと。そこで学んだ第二言語習得理論仮説の中にクラッシェンインプット仮説というのがあり、ぞれは「理解可能なインプットを大量にすることにより、言語の習得が効果的に進む」という説なんです。

 この仮説は「習得にはインプット(聞く・読む)のみが必要で、アウトプット(話す・書く)は必要ない」とするなど、けっこう極端ではあるのですが、「理解可能なインプット」というところに惹かれ、自分なりに試してみたくなったのです。特に「聞く」。読むほうはまだ抵抗が少ないので、苦手意識のある「聞く」ほうをまずは集中的にやってみようと思いました。

 で、スカイプレッスンはロシア語にすべて投入。YouTubeで「ミーシャと熊」を始め、いくつかの動画シリーズを見始めたわけです。


理解可能なレベルとは

 でもここで困ったのが、そもそも「理解可能なインプット」とは具体的になんぞや、ということです。

 クラッシェンのインプット仮説によれば、「理解可能なインプット」とは「i+1」、つまり今の自分のレベルよりほんのすこし高い(難しい)レベルのインプットのこと。ほんの少し難しい内容のものを、ちょっとだけ背伸びして大量に聞いたり読んだりすることが、言語の習得に効果的なのだそうです。

 でもわたしは自分の現時点のレベル(i)がまずよく分からないので、したがって「i+1」のレベルも分からない。「+1」というのがどれくらいの背伸びであるべきなのかも。

 読んだり聞いたりしたことの意味がどれくらい分かれば「理解可能」と言えるのか。

 「マーシャと熊」にしても、けっこう聞き取れるエピソードもあれば、お手上げなのもある。でも「マーシャと熊」はそもそも全くロシア語が分からなかったとしてもあらすじくらいは追えるようにできているし、他の動画も目からの情報で、それに近いものがあるから、分かった気になってしまう。これははたして「理解可能」と言えるのか。

 一方、同じYouTubeでも、目からの情報に頼れない朗読は、短い寓話さえ、分かるのはほぼ最初の出だしだけ。「おお、これは分かる」と喜んでいると突然置いて行かれ、そして一度置いてけぼりを食らうと、あとはもう話の最後まで全く意味不明・・・( ̄▽ ̄;)。

 スカイプレッスンもそう。先生の言うことが分かった気になって「そうそう!」と盛んに相槌を打っていたら、突然それまでの自分の理解を覆すような一言がフッと出てきて「・・・え、今までの理解は勘違いだった?!」と思うことがある('◇')ゞ。そういう時に限って時間の終わりが来てしまい(というかそんな風に盛り上がるのはたいていレッスンの終わり頃なので)、先生に確認することもできず(-_-;)


 ・・・あー、書いてて嫌になってきた。


 まあでも今書いて思ったのは、「マーシャと熊」も他のものも、わたしにはまだすべて難しすぎる、ってことです。もっともっともーーっと、ほとんど完璧に分かる、分からないのはこの単語一つ、くらいが「i+1」なんだろうなあ・・・。



 これが今の現状です。根拠なしに「もうちょっとできるはず」とか思わないように、ここに書いておきます。

 ここから少しでも成長したら、その成長を喜ぶことにしよう。


 



この動画が気に入っています。一度目に字幕付きで見たときは、すごい、ほとんどわかるじゃん!って思ったけど、二度目に試しに知らない単語を一つ一つチェックしていったら、まああることあること・・・! 2-30回くらい辞書を引いたと思います。三度目に字幕なしでみたら、知ってる単語ですら聞き取れないところが時々ありました。

 本当は、このレベルの動画を字幕付きで、単語のチェックとかは抜きで見るのが一番楽しい。でもそうすると「ロシア語が分かる」っていう空自信ばっかりついちゃうかなー・・・。





 

 

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