ハイジのチーズ

 最近ハイジにハマっています。そもそものきっかけは昨年ドイツ語でハイジの簡約を読んだこと。そのときの感動が、最近娘に低燃費少女ハイジを見せられたのをきっかけに再燃し、どーしても原作が読みたくなって挑戦しました。

 ・・・とはいえ、やはり原作は手ごわかった;; 読みたいのに読めなくてイライラするので、英訳と交互に読むことにしました。・・・でも気付いたら英語ばかり先に読んでしまい、ドイツ語のほうはいまいち進んでいません(汗)。



 ハイジの中で特に好きなのは、以下の一文です。

(ドイツ語:)  Im Kessel fing es an zu sieden, und unten hielt der Alte an einer langen Eisengabel ein großes Stück Käse über das Feuer und drehte es hin und her, bis es auf allen Seiten goldgelb war.


(英訳:)  The kettle soon began to boil, and meanwhile the old man held a large piece of cheese on a long iron fork over the fire, turning it round and round till it was toasted a nice golden yellow color on each side.


(和訳:)  やかんの湯が沸き始めると、おじいさんは大きなチーズの塊を長い鉄のフォークに刺して火にかざし、右に左にまわしながら、表面がどこもかしこも黄金色になるまであぶりました。



 おいしそうでしょう?? 特に「auf allen Seiten goldgelb(表面がどこもかしこも黄金色)」ってところがもうたまらない~! きっと焼くとき、ジュージュー音がするんだろうな・・・表面は乾いて硬くなり、焦げ目がつくんだろうな・・・中はトロトロなんだろうな・・・(妄想~)。この焼きチーズ(Käsebraten)を、おじいさんはパンの上に乗せてハイジに食べさせるんです。あ~、たまらない 


 このおいしそうな一文がツボで、物語に惚れ、アルプスの山に憧れ、そしてドイツ語にハマった。文章って偉大ですねえ。

 そして英語やドイツ語で何度も何度もこのシーンばかり読み返すうちに、どーーーしてもこのチーズが食べてみたくなりました。


 おじいさーん、わたしにもチーズ焼いてーーーー!! 焼いてーー!! 焼いてーー・・・ (アルプスのやまびこ^^)


 ・・・といっても焼いてもらえるわけがないのでこんなのを買ってみた^^。



 
小岩井のこんがり焼けるチーズ
小岩井のこんがり焼けるチーズ


 これ、なかなかすぐれモノです。

小岩井のこんがり焼けるチーズ


 オーブントースターで焼くと、中は柔らかいのに、表面は焦げて黄金色、噛むとキュッキュッと音がします^^。普通のプロセスチーズではこうはいかない。焦げ目が付く前に、溶けてしまいます。




 だがしかーし! 市販品に満足して終われないのがわたしのフロンティア・スピリット(?)。

 ハイジのおじいさんが焼くチーズはこんなにチマチマと上品であってはならない。アルプスの焼きチーズはもっとワイルドでなくては・・・!(イメージ)




 ・・・というわけで、取り出したるは、イワタニのキッチンバーナー。普段グラタンやブリュレの焦げ目をつけるのに使っているものです。

 キャンプとか、バーベキューとか、屋外で使う人もいるらしい。ワイルドさは十分であります^^。



イワタニお料理バーナー


 串に刺したチーズをこれにかざし、焼こうという算段^^。

 ほんとは暖炉の火であぶりたいのですが、暖炉なんてそんなシャレたもん、うちにはないので(残念)。






 ではさっそく。

 チーズはたまたまうちにあった、あり合わせのもの。

 良い感じに焦げ目がついてます!





 焼くと熱でチーズが溶けて伸びてくるので、一旦中止して、皿の上にパンを用意。その上で焼くことに。

 ハイジのおじいさんを見習って、串を左右に回し、まんべんなく焦げ目をつける。

 




 いい感じに焦げて伸びるチーズ。伸びる伸びーーーる・・・。





 ボトッ、ボトッ。

 伸びてちぎれたチーズが、パンの上に着陸^^。





 チーズが全部落ち切ったところで、チーズが柔らかいうちに、いただきまーす♪



 上の写真はエダムチーズ(やわらかめ)ですが、他にも何種類かのチーズで試したところ、割となんでもいけました。手に入りやすいところでは、雪印のスライスチーズ(とろけるタイプでないもの)。これなんかは大変具合がよろしい。

 チーズは、冷蔵庫から出した硬いまま串につけると割れるので、しばらく常温で柔らかくしてから串に刺します。

 最近すっかりハマり、ほぼ毎日、朝食はコレ(笑)。パンの上にチーズを乗せたまま焼くことも(横着^^;)。目の前でチーズの表面がフツフツと膨れ、焦げ目がついていくのが快感~♪ このチーズでわたしは日々、ハイジ~な、アルプス~な、ヨロレヒ~な気分に浸っているのであります^^。



 残念なことに、かつて放映されたアニメの「アルプスの少女ハイジ」では、おじいさんの焼くチーズに焦げ目はついていません(you tubeのハイジ映像参照)。

 なんでだろう?? わたし的にハイジのチーズといえば、焦げ目がついていることが、何より重要なんですけど~~!(こだわり)

 最近「ハイジのチーズ」として快進撃売り出し中のラクレット、これも、焦げ目がついていたりついていなかったりなので、わたし的には「ハイジのチーズ」とは言えない。

 でもこれはこれでアナザストーリー。なのでまた改めて。



 

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    Excerpt:  昨日はわたしの誕生パーティでした。誕生日当日にも、一家でランチを食べに行ったのですが、今回は娘たちが、ロシア料理を作ってくれました。 Weblog: うさぎメモ@多言語に夢中 racked: 2014-03-23 17:13