トルコ語語源辞書

 なんかすごいの見つけちゃったんですけど。


・ トルコ語語源辞書

 
 右上の検索窓にトルコ語の単語を入れると、その単語の語源が表示されます。複合語はパーツごとに表示されます。「etimoloji turkce」(語源 トルコ語)で検索すると、他にも同様の辞書がひっかかってきますが、これが一番気に入りました。


 これは便利! 

 実はこれまで語源の確認は図書館の大きなトルコ語辞典に頼っていたのですが、辞典類は貸し出し不可なので、図書館へ出向かなくてはならない。面倒なのでトルコ語紙辞書、もう買っちゃおうかと思っていました。でもこれでしばらく待てます。

 しかもこのオンライン辞書、由来だけでなく、元の形や意味も教えてくれる。




 愛用のトルコ語単語集には着々と借用語の書き込みが増えています。

 特に最近、ペルシャ語が充実しました。satranç(チェス شطرنج)だけだったのが、偶然ペルシャ語で「家」のことをخانه(ハーネ) と呼ぶことを知って以来、夢中になったのです。

 だって「~(h)ane」で終わる単語、多いんですもの。ずっと「一体これはどこから来たのかな~」って思っていました。


postane (郵便屋 → 郵便局) پستخانه

meyhane (ワインの家 → 居酒屋) ميخانه (ペルシャ語のمیはワインの意)

çayhane (お茶屋 → 喫茶店) چايخانه

kütüphane (本の家 → 図書館) كتابخانه

hastahane (病人の家 → 病院) خسته خانه(※ペルシャ語ではホスピスの意)

pastane (ケーキ屋) pasta(ケーキ)(イタリア語)+hane(屋)

eczane (薬屋) أجزاء(部分、成分)(アラビア語)+hane(屋)


 bahane(口実)、haneで終わっていますが、これはhaneとは関係なく、بهانه(これもペルシャ語)が語源のようです。

 şahane(豪華な)もそう。これも元はペルシャ語のشاهانه(シャー(王様)の)という意味だそうです。

 また、面白いのはkütüphane (図書館)。ペルシャ語では本の単数形(元はアラビア語)にハーネをつけているのに対し、トルコ語では本の複数形にハーネをつけている。たぶんkütüpのほうはアラビア語から直接来たんですね。

 ネットでは単数形にハーネをくっつけたkitaphaneという単語も見つかりますが、これはどうやら「本屋」の意味で使われているみたい。

 あと、わたしの単語帳には載っていないけれど、yazıhane(書き物机・事務所)、kumarhane(賭博場)、darphane(造幣所)、dershane(学習塾)など、hane兄弟はまだまだたくさんいるようです。


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