試験に遅刻する夢

 昨夜恐ろしい夢を見ました。試験が受けられなくなる夢です。

 夢の中で、わたしは日本語教育能力検定試験を受けるために、試験会場近くのホテルにチェックインするのですが、そのチェックインにものすごく時間がかかってしまい、気づいたら試験が始まる時間になっていて、走ったとしてももう間に合わない。「ああー、14500円の受験料があ~~~!!」と頭を抱えている夢でした。

 そのホテルというのが旧ソビエト時代の古いホテルで(なぜか場所がロシアらしい)、何度もエレベーターで昇ったり階段を下ったり、建物の構造がよく分からない上、なぜかキリル文字でサインしなくてはならず、何度も書きなおしていました。試験時間を示していた時計がアナログだったところを見ると、時も今じゃなく、40年くらいタイムスリップしていたかもしれません。

 こんな夢を見たのは、昨日ひさびさにロシア語の単語集(しかも40年前に発行されたレトロなやつ)を眺めていたからかもしれません。やたらディテールの凝った面白い夢ではありましたが、あー、夢でほんとに良かった。


意外にも保てたモチベーション


 夢からさめたあとで気づいたのは、夢の中でわたしは14500円の受験料が無駄になることばかり気にしていて、試験勉強が無駄になることは全く気にしていなかったことです。自分は試験を受けても受けなくても、学んだことは無駄にはならないと思っているんだなあ、と改めて分かりました。もともと意識下ではそう思っていましたが、無意識下でもほんとにそう思っているんだな、と。

 わたしは今年、日本語教育能力検定試験を受けるかどうか、まだ決めていません。でもゴールデンウィークが終わってからのこの約一か月、本当によく勉強しています。

検定試験という目標なしに果たして学習のモチベーションが保てるのだろうか? 自分でも分かりません。
5月10日の記事に書きましたが、いまのところ、意外にもモチベーションが保てています。

 毎日平均6、7時間は机に向かっていると思います。15年分買いそろえた過去問もすでに6割程度終え、この調子で行けば6月中に一巡できそうです(※最後の記述問題を除く)。

 とはいえ成果はいまいち見えず。もともと7割取れていたので、一か月も真面目に勉強したら安定して8割取れるようになるだろうと予想していたのですが、実際はまだ7割台から抜け出せずにいます。試験で問われる知識の範囲が広く、10年分過去問をやっても、まだ見たことのない問題が次々出てくる。一回の試験でも220問あるのに、10年分やっても問題がまだ一巡しないってすごい。

 とまれ、これだけやったという自信がつきました。試験に追われなくても、これだけ机に向かえるという自分への信頼。これは大きい。


内発的動機づけ


 それではなぜこれだけ学び続けられたのでしょうか。

 それはひとえに、内容が面白かったからだと思います。過去問で問われる内容のほとんどが、興味のある内容だった。だから過去問を解くのが楽しくてしょうがない。

 過去問を解くことに比べると、答えの見直しはそれなりに大変です。過去問はⅠで90分、Ⅱが30分、Ⅲが90分(記述を除く)で終わりますが、答えの見直しは、最初はもう果てしなくかかりました。Ⅱ(聴解)は一時間くらいですが、筆記であるⅠとⅢは過去問一回分につきそれぞれ8時間も9時間も。何しろ知らないことだらけなので、答えだけではなく周辺知識も確認しなくてはならないし、用語集に書いてないことは書き足さないといけない。めっちゃ大変でした。

 まあ最近はさすがに書くことも減ってきたので、見直しも3時間程度で終わるようになりましたが、これだけ大変な見直しを乗り切れたのは、やっぱり興味のあることだからだと思います。


 興味って偉大ですね。こういう、知りたいから勉強する、おもしろいから、楽しいからといった、自己の内面から出てくるやる気を内発的動機づけって呼ぶんだそうです。これも今回の試験で得た知識。

 一方、報酬を得たり、誰かに褒められたいなど、他人からの評価が目的の場合は外発的動機づけと呼ぶ。「試験に受かりたいから勉強する」というのはこちらになります。

 今までわたしは内発的動機付けだけでは足りず、外発的動機付けの力を借りていましたが、受けるかどうかも分からない試験に向けて勉強できるのだから、そろそろ外発的動機付けはなくても大丈夫なのかな?

 あ、でもそもそもわたしが検定試験を受けるのは、単なる「頑張った」という証の勲章コレクションが目的なので、純粋に外発的ではないのかな? あと「過去問を早く処分してすっきりしたい」という動機はどっちに分類されるんだろう? 内発的? 外発的? どうしよう、こんな問題が試験に出たらどっちだか分からない・・・。


 楽しんでやってる人には勝てないと言いますが(元は孔子の言葉らしい)、それが本当なら、いまのわたしは無敵。面白いと思うから、時間的にも長く勉強できるし、山ほど新しい事項が出てきても、割とすんなり頭に入る。

 実はこういう状態にもちゃんと説明が用意されていて、それはクラッシェンの情意フィルター仮説。「情意フィルター」というのは学習を阻害する精神的な壁のことで、不安や自信のなさがあると壁が高くなり、学習を阻害する。逆にリラックスして楽しめば壁は低くなり、学習がサクサク進む、という説だそうです。

 こういう、自分に当てはめて考えると「なるほどー」と思えることがいっぱい出てくるから楽しいんです。今まで知らなかったようなキテレツな学習法もいっぱい出てきて、そういう学習法でわたしも外国語を勉強したーい!って思ってしまう。

 なので今、外国語学習へのモチベーションもめっちゃ高いです。早く過去問全部終えてロシア語やりたい。


学んだ知識を実践したい


 今までロシア語になかなか身が入らなかったのには、

1.ちょっとやそっと頑張っても、ロシア語検定2級に手が届きそうにない

2.今までやってきた言語に比べ、ロシア語は不規則で理不尽すぎる

3.いちいちやたら長い単語をどうしたら覚えられるのか分からない

といった理由がありました。


 でも今は別に2級に受からなくたっていいじゃんと思えてきたし、日本語もロシア語に負けず劣らず理不尽だと知り、ロシア語が許せる気がしてきたのと、学習法やらストラテジーやらいろいろ学んだので単語覚えも何とかなりそうな気がしてきたことから、急にモチベーションが上がってきました。

 というか。要は日本語教育に関して学んだ知識を実践してみたい。たぶんほんとは何語でもいい。でも今目の前にぶら下がっているのがロシア語だから、とりあえずロシア語に生かしたいのだと思います。


 そんなわけで、今日この記事で言いたかったことは、

日本語教育に関して学ぶと、外国語学習へのモチベがめっちゃ上がるよ

です。(あり? タイトルとだいぶ乖離してる? まいっか)


 早く15年分の過去問を終えて、ロシア語に行きたいでーす!





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